NFTの売買をする上で必ず付き合っていかないといけないのがガス代です。
最近はNFTマーケットも様々な仮想通貨ネットワークに対応してきて、以前ほどのNFTといえばイーサリアム感は薄くなってきました。
しかし、正直なところトップシェアはイーサリアムです。イーサリアムでNFTを買いたい時に起こるのが
「ガス代高すぎてNFT買う気失せるんですけど」
同じような気持ちになったことありませんか?
私はイーサリアムチェーンのNFTを見るたびに思います。
「ああ、こいつを買ったらまたガス代で何千円も吹っ飛ぶのか」
この記事ではそんなイーサリアムとガス代についてまとめました。

ガス代と付き合っていくのはNFTだけでなく仮想通貨の宿命です。
ですが、イーサリアムだけは別格で高い…
イーサリアムとガス代
何度も言いますがイーサリアムチェーンのガス代が洒落にならないほど高いです。
コンビニのATMでお金下ろす際に220円の手数料取られるだけでもかなり嫌なのに、NFT買うに関しては数千円ぼったくられて頭おかしくなりそうです。
数千円の手数料なんて普通に生活してたら経験したことすらないレベルですよ。
(それでもよしとして取引を決心させるNFTの魅力もすごいのですが)
ガス代=ガスリミット × ガスプライス × 0.000000001ETH
- ガスリミット:イーサリアムを送金するトランザクションで発生するガスの最大値です。基本的に21000Gasが設定され、変更しなくても問題ないです。この値を下回ると承認されるのが遅くなったり、承認されなかったりします。単位はGasです。
- ガスプライス:任意に設定できるガス代です。ガスプライス=0.000000001ETH相当で単位はGweiです。
正直なところ、
「なんかよくわからない計算式出されても困る」
って感じでだと思うので、別に理解しなくても大丈夫です。
ただ、どのサイトでもこの式を誇らしげに書いてあるので目にすると思います。
ここでいうガスリミットやガスプライスの計算式は私たちでどうこうできるものではありません。
(ガスリミット自体は基本的に一定なのですが、理解しなくても本当に大丈夫なものです)
イーサリアムのガス代で重要になってくるのは、取引が混雑しているかどうかです。
ほぼほぼこれにつきます。
単純に他の人がいっぱい取引しているときはガス代が高騰するし、取引があまりされていない時は安くなる。こういった簡単な原理がガス代です。
ガス代を抑える方法
それではみなさんが気になっているガス代を抑える方法に移りましょう。
前述しましたがガス代は自分自身でなんとかできるものではありません。ですが、若干安くすることはできます。
拡張機能のメタマスクから「アカウントをEtherscanで表示」をクリックしてイーサリアムチェーンの管理画面にいきます。
(バージョンによって表示名は変わるのでそれっぽいやつを押してください)

画面左上に表示されるガソリンスタンドのようなマークでGweiと書かれているところをクリックします。

すると現在の取引の混雑状況から算出された3種類のガスプライスが表示されます。
OpenSeaなどでイーサリアム売買が発生する場合、ガスプライスをこの3種類から選ぶことができます。「Low」「Average」「High」とあるので、Lowを選べばガス代を気持ち程度低くできます。
(この画面は現在のイーサリアムネットワークの混雑状況からガスプライスの目安を教えてくれる画面になります。実際にLowを選択するのは後述するOpenSea取引時に行います。)

OpenSeaでNFTを買う手続きに進むと以下のような画面でガス代を含めた合計額が表示されると思います。ここでガス代のところの「編集」をクリックしましょう。(バージョンによって表記が違う場合があるのでそれっぽいものをクリックしましょう)

するとガスプライスを選択できる画面になるので、ここで1番安いやつを選択しましょう。
基本的に上で確認した3種類のガス代が反映された額になっているはずです。
ここでいう「低」を選択して取引を行えば気持ち程度ガス代を抑えたNFT購入ができます。

ちなみに、上の画像で「詳細オプション」を押すとガスプライスを自分で設定できる画面が出てきます。ガスプライスを自分で設定できる人はこれをやればもっと安くすることができますが、ちょっとレベルが高い上にやってもこれまた気持ち程度安くなるレベルなので気になる方だけ調べてみてください。「ガス代 自分で設定」とかで出てくると思います。
ガス代を下げる時の注意点
高すぎるガス代を気持ち程度抑える方法を紹介しましたが、これには注意点があります。
「え!?そんなに安くならないくせに注意点あるの!?」
って思いますよね。あるんです。
実は、イーサリアムの取引ってガス代が高いものから順番に行う仕組みになっています。
つまり、先ほど私たちはガスプライスを「Low」で取引を行いましたが、「High」にして行う人たちもいるということです。すると、「High」の人の方が当然ガス代が高いのでそちらの取引が先に処理されます。
これがどういう問題になるかというと、あなたが買いたいNFTを、あなたよりガス代を高く払った人があなたより早く購入する可能性が出てきます。
イーサリアムの処理は遅いので、あなたが先に取引をスタートさせても、遅く買いに来て高いガス代を払った人が先に処理が完了するなんて普通にあり得ます。
なので人気のNFTプロジェクトで争奪戦が予想される場合などはガス代を高く設定する場合が多いです。
ガス代が高いものからイーサリアムネットワークは優先して処理を行うと覚えておきましょう。

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その他のガス代を抑える方法
上記以外でガス代を抑える方法としては、イーサリアム以外のネットワークを使うことが挙げられます。
以下の記事で紹介していますが、ポリゴンネットワークなどガス代がアホほど安いネットワークが既に存在しています。もちろんOpenSeaも対応しています。
参考記事:ポリゴンで少額からNFTを始める方法
個人的にはポリゴンのような手数料が安いネットワークがあるのだから、これからのNFTプロジェクトはそっちで売ったらいいのにと本気で思っています。
ですが、いまだにイーサリアムチェーンでやっているものばかり。
「ポリゴンのこと、知らない!?」って感じです。
ですが、ガス代が高いのは購入者だけでなくNFTファウンダー(NFTプロジェクトのリーダー的な人)にとっても販売手数料がてらガス代かかるので痛手なんですよね。
なのでポリゴンなどの安いネットワークに切り替わっていくんじゃないかな〜ってみてます。
そうなれば今のうちからポリゴンで取引してても問題ないわけです。
イーサリアムみたいなガス代お化けでのストレス取引はやめて、ポリゴンで良いプロジェクト見つけてみましょう。ポリゴンのガス代の安さに感動すると思います!

イーサリアムのガス代が高いと思ってこの記事にたどり着いた人は
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イーサリアムのガス代が高すぎるまとめ
以上、イーサリアムのガス代が高すぎる話とその対処法でした。
- ガス代=ガスリミット × ガスプライス × 0.000000001ETH
- MetaMaskのガスプライス設定から「Low」選択で安くできる
- そもそもイーサリアムチェーン使わないと安くできる
- ポリゴンがおすすめ
私はイーサリアムのガス代の高さでNFTに手を出しづらさをすごく感じています。
おそらく同じように思っている方もたくさんいるんじゃないかなと思います。
今回は「ポリゴンやろうぜ!」という内容も書きましたが、正直書いたいNFTがイーサリアムチェーンなんてことがよくあると思います。話題になるNFTプロジェクトはほとんどイーサリアムチェーンですからね。
どうしてもイーサリアムチェーンのNFTが買いたい場合は、ガスプライスを「Low」にしてなんとか買うというのが現状です。今のところ他に良い手はありません。
一緒にポリゴンでかっこいい・かわいいNFTプロジェクトが立ち上がることを期待しましょう。