エイダコインってどんな通貨なの?
一緒にエイダコインやカルダノについて学んでいきましょう!
エイダコインとは、カルダノというプラットフォーム・プロジェクトで使用される仮想通貨のことです。
暗号資産(仮想通貨)の中でも時価総額が第7位ととても人気の仮想通貨となっています。
(2022年9月現在)
エイダコインとカルダノは他の仮想通貨・ブロックチェーンとは少し異なった特徴も持っているため、
読んでいて面白いと思います。
この記事ではエイダコイン(ADA/cardano)について、丸ごと解説していきます。
エイダコイン(ADA/cardano)の知識はこれを読めばOKです!
エイダコイン(ADA/cardano)とは
エイダコイン(ADA/cardano)はビットコインやイーサリアムが抱える問題を解決できる新たな仮想通貨を生み出すためのプロジェクトです。
また、スマートコントラクトを備えた分散型アプリケーションのためのプラットフォームとしても開発されています。
要するに、仮想通貨を使った新しいサービスを開発・展開する場所として世界を変えていこうぜ!
みたいなプロジェクトです。
エイダコインの概要は以下の通りです。
名称 | Cardano |
シンボル | ADA |
現在の価格(2022年9月現在) | ¥68.94 |
時価総額(2022年9月現在) | ¥2,356,389,471,686 |
時価総額ランキング(2022年9月現在) | 7位 |
入手できる取引所 | 国内取引所:BITPOINT、GMOコイン、OK CoinJapan 海外取引所:Biance,OKX,Bybit,CoinTiger |
詳細 | 公式サイト |
カルダノ(Cardano)はプラットフォームの名前で、エイダコインはカルダノで使用される
仮想通貨です。
カルダノの目標は「30億人の財布」を実現することだそうです。
約30億人といわれる全世界の難民が、自由に資産を保管できる世界を目指したプロジェクトです。
- PoSにより安全性と低い消費電力を実現
- オープンソースで透明性が高い
- 定期的な監査の実施やライセンス取得しており信頼性が高い
- ERC-20に準拠している
これらのエイダコイン(ADA/cardano)の特徴を解説して行きます。
さっそく見て行きましょう!
PoSにより安全性と低い消費電力を実現
エイダコイン(ADA/cardano)はウロボロス(Ouroboros)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
ウロボロスはPoS(プルーフオブステイク)プロトコルです。
ブロックチェーンにブロックを追加するための合意形成を「コンセンサスアルゴリズム」と言います。仮想通貨での取引が正しいものであることを合意する方法のことです。
コンセンサスアルゴリズムには大きく分けてPoWとPoSの2種類があります。
ブロックチェーンについてはこちらで詳しく解説しています。
PoW(Proof of Work)
ビットコインに使われているアルゴリズム。セキュリティは堅いが消費電力量が多い
ブロックチェーンを繋げるためには莫大な計算によって1つの解を求める必要があり、この解を見つけた人が「承認者」となりブロックを追加することができます。(マイニングと言います)
PoS(Proof of Stake)
消費電力が少ない。エイダコインで導入されている他、イーサリアムがPoSに移行予定
資産保有(Steak)による承認形式をとります。
解を求めた人ではなく、多くの資産(今回の場合はエイダコイン)を所有している人が承認者になります。
PoWでは莫大な計算によって解を求めなければいけないため消費電力が高く、環境破壊と言われていました。その欠点を補うために誕生したコンセンサスアルゴリズムです。
エイダコイン(ADA/cardano)はウロボロス(Ouroboros)という独自のPoSコンセンサスを採用しています。
簡単にいうと、「Proof of Work」のセキュリティを保証し、さらに、わずかなエネルギーコストで合意形成する「Proof of Stake」です。
まさにいいとこどりなコンセンサスなのです。
cardanoはウロボロスによって安全かつ低電力なコンセンサスで動いているのが特徴の1つです。
カルダノの採用した「ウロボロス」は、学術的に安全性の証明されたPoS方式です。
分散化を促進して、権力の集中を回避しています。
スマートコントラクト「プルータス」を採用
エイダコイン(ADA/cardano)では独自のスマートコントラクトを採用しています。
また独自のものを使っているのかよと思うわれと思いますが、このカルダノというプロジェクトは
「研究によって始まり研究によって成長してきました」という姿勢の組織であり、学術・研究を
重んじています。
そのせいか、他のプラットフォームやプロジェクトとは異なった、高性能なシステムを随所に使用しています。
cardanoで採用しているスマートコントラクトはプルータス(Plutus)と言います。
スマートコントラクトは取引時に必要な契約を自動で実行してくれるプログラムのことです。
例えば、あるメタバースの土地売買システムに、販売者と購入者の間でウォレットの通貨の増減処理と土地の所有権の移転処理を同時に実行するプログラムを作成します。
これによってメタバース内での土地の売買は全て同一の処理(作ったプログラム通り)が行われます。これをスマートコントラクト(契約の自動化)と言います。
今までのスマートコントラクトは計算と決済をすべて同じ場所で行っていたので、修正しにくい難点がありました。
Plutus(プルータス)では、計算と決済が別で行われるため修正が比較的簡単で、イーサリアムよりも実用的になっています。
これによってカルダノ上でdApps(分散型アプリ)やDeFi(分散型金融)の構築ができるようになり、機能性が大きく向上しました。
DeFi(Decentralized Finance)とは、分散型金融システムのことです。
今までは銀行が主に金融を管理してきましたが、DeFi(分散型金融)は管理者がいない金融サービスです。
管理者がいない分、契約や手続きをスマートコントラクトで実行して正しい契約・取引を実現しています。
銀行が仲介してきたサービスとは異なり、管理者がいないため契約者同士の手続きのみで進められとても便利になります。
また、取引履歴・内容は全てブロックチェーンで管理されるためセキュリティも高いのが特徴です。
ウォレットでステーキングできる
エイダコイン(ADA/cardano)は専用のウォレットでステーキングができます。
仮想通貨を保有することで利回りを得ることをステーキングと言います。
エイダコインは専用のウォレットで保有することで年率約5%前後の高利回りでステーキング可能です。
エイダコイン(ADA/cardano)専用のウォレットは以下の2つです。
- ダイダロスウォレット
→セキュリティが高い。PCに対応 - ヨロイウォレット
→シンプルで動作が軽い。PC・スマホに対応
セキュリティの高いダイダロスウォレットでステーキングをすることをおすすめします。
エイダコイン(ADA/cardano)の将来性について
エイダコイン(ADA/cardano)の特徴を知って、エイダコイン(ADA/cardano)という暗号資産(仮想通貨)についてご理解が深まったかと思います。
エイダコインはdAPPs、DeFiのプラットフォームとして発展していくことが予想されます。
この2つはweb3.0で活躍すると言われていますので、将来性はあると思います。
時価総額がTOP10内なのですでに注目視されている暗号資産ではありますが、web3.0の流行とともに
今よりも成長していくのではないでしょうか。
おすすめの暗号資産取引所
GMOコインは私が初めて口座を開設した仮想通貨取引所でもあり、使い勝手がとても良いです。
GMOコインはエイダコインも取り扱っているため、すぐにエイダコイン(ADA/cardano)を始められます。エイダコインを入手したら「ダイダロス」ウォレットにエイダコインを移してステーキングしましょう!
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