テザー(USDT)とはどんな暗号資産?【初心者でもわかる解説】

テザーってどんな通貨なの?

一緒にテザーについて学んでいきましょう!

テザー(USDT)はアメリカドルと連動しているステーブルコインです。
暗号資産(仮想通貨)の中でもビットコイン・イーサリアムについで3番目に時価総額が高い通貨になっています。

この記事ではテザー(USDT)について、丸ごと解説していきます。
テザーの知識はこれを読めばOKです!

目次

テザー(USDT)とは

テザー(USDT)は仮想通貨の一種です。

国内の暗号資産取引所では購入できない通貨のためあまり馴染みのない通貨かもしれませんが、ビットコインとイーサリアム次ぐ3位の時価総額の通貨は知識として持っておいた方が良いと思います。

テザー(USDT)の特徴
  • 1USDT=1ドルに対応したステーブルコイン
  • スイスの都市ルガーノが、テザー(USDT)を法定通貨へ
  • DeFiの拡大に伴って増える使用用途

これらのテザー(USDT)の特徴を解説して行きます。

さっそく見て行きましょう!

1USDT=1ドルに対応したステーブルコイン

テザー(USDT)の最大の特徴はアメリカドルに対応しているステーブルコインであるところです。

ステーブルコインとは?

仮想通貨にはギャンブル・大損のようなイメージが多少なりともあると思います。
この原因は、仮想通貨は価格が安定していないという理由です。
昨日までは1円=100ビットコインだったのが、今日は1円=1ビットコインになっていた。みたいなイメージですね。(実際にはビットコインは1BTC=300万円くらいします)

これでは仮想通貨を決済手段として浸透させづらいということで、価格変動が起こらない仮想通貨が作られました。これがステーブルコインです。

ステーブルコインの登場によって、各国の法定通貨の値段と連動していることを担保として、一般的な決済手段としての仮想通貨の広まりが期待されています。

テザーは1USDT=1ドルの価値を持つステーブルコインです。
ドルの価格が変動すれば、テザーも合わせて変動することによってテザーとドルの価値を合わせています。

ステーブルコインの登場は暗号資産の更なる発展の推進力となってくれると予想されます。
価格の上下動が激しいいわゆる仮想通貨ではなく、法定通貨と連動している安心感から暗号資産を受け入れられやすいでしょう。

実は日本円に対応したステーブルコインも存在しています。
それはJPYCという暗号資産です。
1JPYC=1円に連動しています。

JPYCの始め方についてはまとめてありますので合わせてご覧いただくとステーブルコインに関しては申し分ない知識がつきます。

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スイスの都市ルガーノが、テザー(USDT)を法定通貨へ

テザーはスイスのルガーノという都市の法定通貨としてテザーを認めました。
日本で例えるなら、日本円とJPYCを同じものとして使用できるという法律がつくられるくらいなことです。法定通貨ですから、国内のどんな取引でもJPYCで支払い可能という世の中になります。

エルサルバトルがビットコインを法定通貨にしたように、ルガーノも暗号資産を法定通貨に認めている流れは、世界の暗号資産への受け入れ姿勢が見て取れます。

世界の中心とも呼べるアメリカドルに対応していることが大きなメリットとなっている通貨です。
USDTを買ってもドルの値段と同じためドルを持っているのと大差なく生活できます。
そして、この安心や安全に関して定評のあるアメリカドルの強みを生かし、「アメリカドルならそうそう暴落して紙切れになるということはないだろう」というユーザ層を取り込んでいます。

DeFiの拡大に伴って増える使用用途

USDTはDeFiのサービスの決済通貨として大活躍が期待されています。

DeFiとは?

DeFi(Decentralized Finance)とは、分散型金融システムのことです。

今までは銀行が主に金融を管理してきましたが、DeFi(分散型金融)は管理者がいない金融サービスです。
管理者がいない分、契約や手続きをスマートコントラクトで実行して正しい契約・取引を実現しています。

銀行が仲介してきたサービスとは異なり、管理者がいないため契約者同士の手続きのみで進められとても便利になります。
また、取引履歴・内容は全てブロックチェーンで管理されるためセキュリティも高いのが特徴です。

DeFiは管理者のいない金融サービスのことです。
これからかなり発展する大注目のキーワードです。現在、世界中の優秀なエンジニアの方達がDeFiサービスを展開するための嵐の前の静けさのようなフェーズです。

DeFiは仲介者の排除が目的のため、暗号資産を用いた決済や契約は当事者同士の決め事になります。
そこで価格変動の激しい他の暗号資産ではなく、世界のアメリカドルと連動したUSDTが使われることが多いだろうと予想されています。

テザー(USDT)の将来性について

テザーの特徴を知って、テザーという暗号資産(仮想通貨)についてご理解が深まったかと思います。

アメリカドルと対応したステーブルコインという最強の組み合わせを持っているこの暗号資産(仮想通貨)が時価総額3位なのも納得ですよね。

ステーブルコインのため、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産のように投機目的で購入して一攫千金で億万長者を目指す通貨ではありません。

しかしその点が評価され今後のDeFiサービスで決済通貨として採用されることが期待できます。

おすすめの暗号資産取引所

GMOコインは私が初めて口座を開設した仮想通貨取引所でもあり、使い勝手がとても良いです。
国内にテザーを購入できる取引所はないため、GMOコインでも直接テザーを購入することはできません。しかし、GMOコインなど国内の暗号資産取引所でビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を購入し、その暗号資産とテザーを取引することによってテザーを入手できます。

GMOコインはもちろんセキュリティ対策もしっかりされています。

取引手数料・入金手数料・送金手数料が無料など、初心者に優しい手数料制度となっているのもポイントが高いです。

GMOコイン

他の暗号資産取引所も知りたい!という場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

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